English 中文 日本語

 

五行

西遊記で、五行、地・水・火・木・金の多くの参照がある。(日本とインドでは五行は五大と呼ばれ、地・水・火・風・空である。

経典の原因は五行にぞ合す。--『西遊記』、第100章
五行は仙人に 結合された。--『西遊記』、第22章
これらの「人参果」は五行だけを怖がる。--『西遊記』、第24章
五行を掴んで、反転しなさい。成功すると仏や仙人にならん。--『西遊記』、第2章

五行は、「神聖なるプレゼンス」の状態に到達するための障害物または助けのいずれかを象徴していろ。

「原初」に、五行は調和の統一性で、互いを促進し、慈悲、正義、礼儀、知恵と真実の五徳として行動に現れる。「後天的」に、五行が不均衡であり、相互に損傷を与える;。これは喜び、怒り、悲しみ、幸福と欲望の
五つの反逆者として行動に現れる。-- 「劉一明」(18、19世紀、道教の老師)
顕教の五大は、一般の説明のようである。密教の象徴的な五大は、五つの種子真言、五大如来である。
-- 空海(9世紀の日本の真言宗の開祖)

下に空海が述べた五大如来を示す図がある。 これらの如来は、人物ではなく、「現在に存在する」努力をするとき、瞑想するときに使用される象徴である。各々は、とりわけ、五行の一つや音節がある。五音節は「唵(オーン)、嘛(マー)、呢(ニ)、叭(パド)、[口+迷](メー)、吽(フーン)」 (という六音節のマントの一部である。

五大如来、金剛界曼荼羅の一部
(9世紀、京極寺、東寺、京都)、

五大如来とそのいくつかの側面の図














この六音節のマントラは、一枚のお札に書かれた。それは悟空が罰されるためにその下におかれた五行山の頂上へ張り付けた。

仏祖如来は、袖の中なかから1枚のお札を取りだしました。それには、「庵、痲、尼、八、迷、牛」という金字六つ が書いてあるのですが、それを阿難にわたし、その山のてっぺんに貼るようにとお命じになりました。
--『西遊記』、第7章 

三蔵と弟子たちはそれぞれ、五行一つに対応する。

意馬も心猿もちりぢりで金公と木母も落ちぶれた 黄婆は傷つきどこへやら。 --『西遊記』、第30章

沙悟浄は金であり、猪八戒は木である。 「黄婆」は三蔵に対応し、土である。土は心を表し、「現在に存在したい『という願望を象徴してる。

黄妻はの母であり、体の中の真意と真信仰を表している。-- 「劉一明」(18、19世紀、道教の老師)

意馬は水であり、孫悟空は火である。不死への道(内なる神のプレゼンスへの道)は消えて、なぜならば皆が散乱。 三蔵たちは「オーン、マー、ニ、パド、メー、フーン」というマントラの最初の五つ音節を表す。西遊記の各冒険で三蔵たちは途中で障害を克服するために協力する必要がある。各冒険は悟りに向けた新たな努力、このマントラの新しい暗唱を表す。たびにこのマントラの暗唱、つまり現在の瞬間に意識を集中することは悪魔に象徴される思考によって中断される。

五行の四配みごと天真に合し。-- 西遊記、 100章
錬丹術の方法は、単に「道の心」の均一な偉大な薬を服用することである。この「道の心」は均一であるが、それは五行のエネルギーを支配し、五行の資質が含まれている。 なぜならば「道の心」が真の一体性の現れであるからである。 一という数字は最初の番号ですある。「道の心」は一つであるとしても、五を含まれて、五は一に戻る。-- 「劉一明」

この六音節のマントラは、正しく理解し、暗唱された場合に、それを唱える人の中に「神聖なるプレゼンス」の状態を作成することができる。

智拳印(六界)を見せる法身仏である大日如来坐像 
(運慶作、1176年、奈良、円成寺所蔵)
意識は、それらをすべて浸透させる要素として、土、水、火、風、空間、と結合される。 これらは一緒に六大行の普遍的な身体を構成している。
-- 山崎 泰広『真言宗、日本の密教』

(中国の五行は、土、水、火、金と木であり、日本の五大と異なる)

西遊記の仏陀は、第六の音節「意識」を象徴している。左の 画像では、 智拳印(六界または六大)がある大日如来仏を見せる。 毘盧舍那 (Vairocanaのサンスクリット語の音訳)と摩訶毘盧舍那 (Mahavairocanaのサンスクリット語の音訳)の日本語訳は両方とも「大日如来」である。摩訶毘盧舍那の「摩」は「大きい」という意味で ツタンカーメンのマスク にあるハゲタカと同じように第六の音節または「プレゼンス」の状態を長く継続させることを象徴している。毘盧舍那はツタンカーメンのマスクにあるコブラと同じように第一の音節または意識的な努力の始まりを象徴している

三蔵たちによって表される五行は、霊鷲山(ハゲワシピーク)にある仏陀と共に、長く継続する「プレゼンス」の状態に到達するために使用される六音節のマントラを象徴している。


六大は四種類の法身を作り出す。 -- 空海、(真言宗の初祖)
四生と六道はことごとく評論せらる。--『西遊記』、第8章

大乗仏教における、仏は3種類の身(法身・報身・応身)がある。

1。応身は人々の前に現れる仏陀の姿である。
2。報身は菩薩が彼の誓いを完了し、仏陀になる身である。
3。法身は宇宙の真理・真如そのもの、仏性である。

「報身」は、長く継続する「プレゼンス」の状態に達するための六音節のマントラという「精神的な努力の身体」を象徴している。

至高の悟りを達成するまで、途切れなく刻々に心の本質を実現することで、正念の状態を保つのが「報身」である。-- 慧能(中国禅の第六祖)
法身仏には形がない。身体のない体は真の身体である。--『西遊記』、第14章

法身または真身は、長く継続する「プレゼンス」の状態を象徴している。空海によると、大日如来は法身を表わす。

マントラの秘密は、意図的に隠されているものではない。それは有能な教祖の指導の下、自己規律、集中、内側の経験、洞察力、および不断の修行によって獲得されるべきものである。
-- ゴヴィンダ、チベットの神秘主義の基礎
精神的な意識のすべての変化は、心に基づく。実に確かな効き目のある呪文がある。それは非常にとらえがたいので、最高度の知性と明晰さ、 そして完全な受容性と静謐さが必要とされる。 この最高度の知性と理解力をもたない者は、道を見いだすことがない。 この受容性と静謐さをもたない者は、それをしっかり保つことができない。-- 『太乙金華宗旨』(黄金の華の秘密、道教の瞑想指南書)   

Sanzang wearing a Vairocana mitre showing the five meditation Buddha, from JTW TV series.

His cassock was of brocade, set with exotic gems; On his head he wore a gold-topped Vairocana mitre.And hid a divine radiance in his breast.-- Journey to the West


第四の道と秘教的な伝統⎟ 日本文化におけるプレゼンスの象徴 神聖なるプレゼンスの技術


英語のウェブサイト: The Secret of the Golden Flower ⎟ The taoist I Ching Being Present First