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西遊記

このウェブサイトは、『西遊記』という中国の小説の「内的な意味」についてである。 『西遊記』は伝奇小説であり、三蔵法師を含む4人の一行と白馬・玉龍が天竺へ取経を目指す物語である。 この物語の「内的な意味」は、「高次の自己」が目覚めている 「プレゼンスの状態」への内的な旅である。この物語では仏教、道教と儒教の象徴は共に使用されている。唐王朝(618年~907年)では、仏教、道教と儒教は「三教合一」として知られるようになった。

孔子は老子に仏の子を提供する
(中国、清朝時代)


この経の功徳たるや、まこと量り知れぬぞ。我ら、仏門の亀鑑(模範)たるにとどまらず、実は三教の源流たるべきものである。--『西遊記』、第98章 
三教は基本的に同じである。--『西遊記』、第2章
道教、仏教と儒教の三教は三の教えであるということは事実かもしれないが、道は最終的に一つであるのではないでしょうか?しかし、この事実は後世の聖職者が自分の宗派だけに専念し、他のを否認することを防げなかった。その偽に3つの哲学の基本的な要旨は間違った区別に迷って、統一することができず、同じ目標に到達できなかった。
-- 張 伯端、『悟真篇』の前書き



「すべての宗教は一つである」と書いてある
ウィリアム・ブレイクの描画



道教、仏教と儒教は同じ目標への違う道であるという概念は宋代(960年~1279年)にますます一般的となった。明代(1368年~1644年)に林兆恩は「三教合一」と呼ばれる宗派を設立した。道教、仏教や儒教の象徴に加えて、西遊記ではすべての「秘教的な伝統」の経典や書物と同じ象徴が使用される。道教、仏教と儒教だけでなく、すべての「秘教的伝統」の「内的な意味」は基本的に同じである。

神を達成した人々に尋ねなさい、みんなが同じ言葉を話す。すべての聖人たちは一致団結している。道の途中にいる人々だけが多様な小道に従う。すべての悟りを拓いた人々は1つのメッセージを残して、道の途中でいる人々だけは多様な意見を持っている。
-- ダード(16世紀のインドの聖者)



この物語は、唐代の玄奘法師(602年~664年)が遥か彼方のインドへ渡り、経典を持ち帰った体験を元にしている。長い歳月を経て、玄奘法師の体験に神秘性を持たせ、物語に他の登場人物を加えることで、最終的に現在私たちに馴染みの深い『西遊記』となったのである。呉承恩(1500~1582)が匿名の物語を発表し、現在は執筆者として受け入れられているが、多くの未知の著者は、それに貢献している。物語そのものは次第に変化し、数多くの人物が物語に登場するようになった。清代の道教の老師の劉一明 (1734~1821によって、この書の著者は、道教の竜門派の創始者である丘処機(別称、長春)である。この物語の中で使用される象徴を研究すると、それが非常に深く道教、仏教や儒教に根ざし、その作家はその象徴を非常に詳細な知識とその象徴の実際の適用を持っていたということを認める。最も可能性の高い説明は、呉承恩は既知になることを望んでいない道教達人から原稿を受け取ったということである。古代に宗教的修行は一般に秘密であった。

人間が「玄竅」を開くことができるなら、死ぬことはならない(春秋、儒教テキスト)…. 「玄竅」を開くことが、守られた秘密である。三宗教の師がさりげなくそれを明らかにしなかったのはその理由である。 彼らは、無知と非倫理的な人が「道」を汚すためにこの知識を使用し、「道」の保護者を怒らせて、世界に破壊をもたらすことを恐れていた。あなたはこの知識を求めていることに対して誠実である場合は、師を探し、謙虚に彼が「玄竅」の入り口を見せてあげるということを頼まなければならない。 -- エヴァ·ウォン 『静寂を修める』

下の磁器の枕は『西遊記』のすべての5つの主要な登場人物は、すでに14世紀における物語の一部であったことを示している。

孫悟空、猪八戒、三蔵法師と彼を運ぶ馬や沙悟浄を示す磁器の枕 (広東美術館、広州、中国)

枕の説明

この書の多くの詩句は実は道教の経典からとられたものであり、秘教的な意味にあふれているのである。

仏は心で、心は仏である。心と仏は幻想である。現象と心がないということがわかっている場合、自分は法身がある如来である。--『西遊記』、第14章
仏は心で、心は仏である。心と仏は基本的に幻想である.現象と心が存在しないということがわかっている場合、
これは法身がある如来の開始である。 -- 張 伯端(987年1082年)、『悟真篇』


月百姿 孫悟空と月の兎(1889年) 月岡芳年


第四の道と秘教的な伝統⎟ 日本文化におけるプレゼンスの象徴 神聖なるプレゼンスの技術


英語のウェブサイト: The Secret of the Golden Flower ⎟ The taoist I Ching Being Present First